2018年12月06日
「普通」の 枠 は、人それぞれ。 お母さん、大丈夫ですよ !

ある幼児のお母さんと面談をしたときのことです。
園では、我が子はいつも注意されてばかり。
落ち着きがない、元気がよすぎる等々。
いつも、このようなことで注意されて、親として辛い。
家の子は「普通」じゃないのか?
どうしたらいいのだろう?
この子は教室の会員で、私が見る限り、たまに指導に工夫を要する時もありますが、これといった問題事例は見受けられません。
お母さんにも、
「大丈夫ですよ、お母さん、この年代の子どもが落ち着きがある方がおかしいですよ。
Aちゃんは、他の子に迷惑をかけることもないし、毎回、楽しそうに学習していますよ。
何の問題も、私は感じていませんから」とお話しました。
「先生にお話を聞いていただけてほっとしました。
ありがとうございました」とおっしゃって、
お母さんは、お帰りになりました。
先日、尾木ママこと、尾木直樹さんも講演でおっしゃっていましたが、
「日本は、普通の範囲が狭い、
アメリカでは普通の範囲が広く、必要なところがあれば、きちんとサポートしてくれる」 そうです。
現実には、病気の診断がされ適切な対策をとれば、親子とも生きやすい場合も多々あるでしょう。
でも、何でも 枠にはめてしまって、そこから少しでもはみ出したら、「おかしい」「変」と決めつけてしまうのはどうでしょうか?
確かに
「他の子より、元気がよすぎる」
「感じ方、言動が他の子とちょっと変わっている」
等々の子は、指導するうえでは、多少手がかかります。
でも、枠にはまらない子の限りない可能性を信じて、おおらかな気持ちで接して、持てる才能を伸ばしてあげたいと心から願っています。
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