2018年02月21日
おかあさん、大丈夫ですよ!

1月下旬からスタートした保護者面談も、残すところ後一組。
ある親娘のお話です。
おかあさまは、姉のAさんについて、
「宿題をいつも、前の日の夜になってからやるんですよ。
毎日少しずつやっておけば、いいのに、、、。
いくら言っても直らなくて。
私もついついイライラして、口出ししちゃうんです。
夏休みの、宿題もそうなんです。
ギリギリになって夜遅くまで、、、。
下の子は、帰るとすぐ宿題をやろうとするから、『今日は、いいんだよ』と言うのに、さっさとやってしまうんですよ。
それなのに、お姉ちゃんはどうしてそれができないのかなと、、、」
よく聞く話ですね。
そこで、私、
「今まで宿題が仕上がらなかったことはありますか?」
「いえ、ちゃんと終わらせてはいます」
「Cさん、Aさんは、おかあさんの思っている理想の学習方法ではないけれど、最終的にやるべきことはやっているんですよね」
「そうですね。
でも、ずっと本ばかり読んでいて、遅くなってしまうから、つい、口を出してしまうと、イヤな顔をされてしまって」
「本を読んで楽しい時間を過ごしていたのに水を注されて、気分が悪くなったということでしょうか?」
「そうなんでしょうね。
でも、心配なんです」
「おかあさんのお気持ちは、よくわかります。
でもね、おかあさん、
少し見方を変えてみませんか?
Aさんは、自分のペースで時間を割り振っているし、妹のBさんはBさんで、自分のやり方でやっているんだと考えたら、どうでしょうか?
Aさんは、先に自分の好きなことをやって気分をよくしてから、やるべきことに移る。
Bさんは、先にやらなくてはならないことを済ませてから、自分のしたいことをする。
ふたりをそれぞれ、そういうタイプだと思ってみませんか?
それに、Aさんは、教室でも、発展学習も活用教材にも、視写にも取り組むような、優秀なお子様ですよ。
Aさんを信頼して、任せてみたらどうでしょうか?
Aさんなら、大丈夫ですよ。
しっかりしたお子様ですから、おかあさまが信頼して任せれば、お互いに気分よく過ごせるのではないでしょうか?」
「そうですね。
そう考えるようにしてみます」
「仕事もしているので、忙しくて、勉強まで目が届かないのが実状で、
学研教室に通って、しっかり見てもらえるので、本当に助かっています。
ありがとうございます」
おかあさまが気持ちに余裕を持ってニコニコしているのが、子どもたちにとって、一番です。
おかあさまの精神的負担を、わずかでも肩代わりすることができて、私もとても嬉しいです。
少しでも、保護者のご心配を軽減してあげられたら、、、。
常にそれを心に止めて働き続けます。
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Posted by 学研万野教室 とみえ先生 at 09:05│Comments(0)
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