2018年01月28日
「ターナーからモネへ」展を見に行きました

26(金)に、静岡市美術館に「ターナーからモネへ」展を観賞してきました。
ウェールズ国立美術館が所蔵する、19世紀から20世紀に至る英仏両国の画家のコレクション約70点が、日本各地の美術館を巡回中です。
開催初期から、見に行きたいと思いながら、すっかり忘れていました。
会期は、11/23〜1/28.
27日(土)は漢検、28日(日)は保護者面談が入り、
「えっ〜、今日行くしかないでしょ」ということで、大慌てで出かけました。
ターナーの作品は、6点並んでいました。
ふゎっとやわらかな色合いが霞のなかに現れてくるような、そんな感じでした。
ミレーは、「落ち穂拾い」や「晩鐘」が有名ですが、展示されていた「突風」は、大木が凄まじい強風に吹き飛ばされる様子が描かれており、これまでの彼の農民の日常生活に対する優しい印象とずいぶん違ったものになりました。
モネの作品も3点ありましたが、「パラッツォ・ダリオ」という作品の水面の描き方は、あの有名な、一連の「睡蓮」にも通じる描き方で、「モネらしい」と、何だか知っているモネに出会えたようなホッとした気持ちになりました。
10年以上前に東京の新国立美術館で「モネ展」が開催されました(と記憶しているのですが)。
その時に各地で所蔵されている「睡蓮」の画を、数点同時に観賞することができましたが、独特の筆遣いを彷彿とさせるものでした。
アルフレッド・シスレーは、普仏戦争の戦禍を逃れてフランスから渡英した画家の一人です。
戦争という時代に翻弄されてもなお、自らの感性をキャンバスにぶつけた彼らの情熱に圧倒されました。
シスレーが描いた風景画は、そんな過酷な生活を感じさせない、穏やかな心癒されるものでした。
芸術について詳しいわけでなくても、いろいろな作品に出会い感性を磨いていきたいと思っています。
観賞を終え外に出てみると、もう1時半過ぎ。
昼食をとる暇も夕食の支度をする時間もなく、エルフィーの散歩も30分コースとなってしまいました。
でも、教室開室時刻には、セーフ!
慌ただしい午後でした。
でも、心はほっこり!
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